ケース・レポート
佐賀医科大学附属病院における診療録の管理
松岡 順之介
1
,
山本 裕士
1
1佐賀医科大学附属病院診療録センター
pp.1049-1052
発行日 1982年12月1日
Published Date 1982/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207898
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佐賀医科大学附属病院は昨年10月26日に病床数320床(最終的には600床),診療科18をもって開院し,同時に診療録センターが発足した.当院では,従来の総合病院のように内科・外科などの区分は設けず,当院の外来では患者を全体的な立場から診ることとして綜合診療科(一次外来)を設け,すべての新来患者はここで全身的に診察し,高度の専門的な診療を必要とするものは,機能別・臓器別の診療グループによる専門診療科(二次外来)で行われる(表).また,当院では診療録管理をはじめまず医事・会計・給食管理を電算化し近い将来は薬剤管理・放射線・検査・看護部門の電算化が予定されている.
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