Japanese
English
特集 私の行っている縫合と吻合の手技・3
陰茎,陰嚢の縫合
Suture technique for the penile and scrotal surgery
末金 茂高
1
,
野口 正典
1
Shigetaka Suekane
1
,
Masanori Noguchi
1
1久留米大学医学部泌尿器科
キーワード:
包茎
,
陰茎手術
,
陰嚢手術
Keyword:
包茎
,
陰茎手術
,
陰嚢手術
pp.1147-1150
発行日 2002年12月20日
Published Date 2002/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903672
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陰茎,陰嚢の縫合の特徴としては,ほかの皮膚に比べて,非常に薄く,皮下組織には脂肪が少なく移動性に富むため,表皮が内側に埋没しやすいので注意を要する。また,術後の皮下出血が最も多い合併症であり,皮下の血管損傷をしないように,あるいは十分止血し縫合を行うべきである。泌尿器科医が日常行う機会の多い陰茎,陰嚢の代表的な手術について縫合での注意点について述べる。
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