病院めぐり
国立横須賀病院泌尿器科
小川 勝明
pp.186
発行日 2002年2月20日
Published Date 2002/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903453
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国立横須賀病院は明治24年3月に横須賀衛戍病院として創設され,その後,昭和11年11月に名称を横須賀陸軍病院と改め終戦に至りました。昭和20年12月1日,厚生省所管の国立病院と改称し,昭和21年12月より一般患者の診療が開始されました。昭和40年3月〜41年3月にかけ7階建の病棟と2階建の外来管理棟が新築され,本院は地域医療の中核病院としての役割を果たし,昭和53年4月には看護学校が設立されました。こうして専門医教育指定病院,臨床研修指定病院としての医療の提供,医療従事者の育成に努めてきました。また古くから地域医療を重視し,病診連携・セミオープン化に努めた結果,多数の開業医が紹介患者の診察に来院し,症例検討会,CPCなどの医局の行事に参加しています。
当院は人口43万人の横須賀市のほぼ中央にあり,最寄り駅から徒歩10分,メインストーリートより150m奥にあり,深い緑に包まれ,上層階からは海を見渡たすことができ,病院としては最適の環境にあるといえます。病床数281床,診療科14科,医師数33名,うち泌尿器科は15床で,横須賀市はもとより三浦市,逗子市からの患者も多く訪れています。
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