病院めぐり
横須賀共済病院泌尿器科
福田 百邦
pp.1102
発行日 1999年12月20日
Published Date 1999/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902815
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横須賀共済病院は,明治41年(1908年)に海軍病院として創設され,終戦後の昭和23年(1948年)に国家公務員共済組合連合会に移管され,現在に至っています。創設時から数えて91年の歴史の長い病院です。戦後,病院の規模も時とともに拡張され,現在はベッド数853床,1日外来患者数は1,500〜2,000人となっています。CCU,ICUも設置され,救急医療から高度先進医療まで幅広い診療を行い,横須賀,三浦地区の中核病院として稼働しています。また,臨床研修病院として卒後教育にも力を注ぎ,地域の特性を生かし,米国海軍病院(U.S.Naval Hospital)とも,合同カンファレンスなど通じて交流をはかっています。
泌尿器科は昭和12年に皮膚泌尿器科として開設され,初代部長であり,現在,横須賀市内で開業されている小川 英先生に引き継がれ,そののち里見佳昭先生(現在,横須賀市内で開業)が昭和55年より平成10年まで,第2代部長として泌尿器科臨床の充実に力を注がれてきました。平成11年4月より,小生が第3代部長として里見先生の跡を引き継いでいます。
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