病院めぐり
藤枝市立総合病院泌尿器科
北川 元昭
pp.694
発行日 2001年7月20日
Published Date 2001/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903320
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藤枝市は静岡県のほぼ中央部,静岡市の西約20kmに位置し,古くから東海道の宿場町として栄え,現在は静岡市のベッドタウンとしての機能も果たす人口約13万人の市です。東京から東海道新幹線に乗り(ひかりで1時間)静岡でJR東海道線に乗り換え,浜松方面に向かい約20分で藤枝駅につきます。東名高速道路を利用しても東京から約2時間半くらいで到達できます。東海道ベルト地帯の交通の要所となっています。市の花は藤で,市章も藤の花弁を象徴したものであり,藤枝市は藤と深いつながりがあります。
当院は1950年に共立志太診療所として藤枝駅のすぐ南に開設されました。以後,何度か増改築されてきましたが,病院の老朽化,患者数の増加を考慮するとともに,疾病構造の変化などを含む医療の新時代の到来に備え,1995年4月に駅の北側の高台にある駿河台地区(藤枝駅より北へ車で10分)に新築移転するとともに,名称も藤枝市立志太総合病院から藤枝市立総合病院と改められました。今年で50周年を迎えました。現在の病院の規模は診療科23科目,病床数660床,研修医を含む医師数92名で,地域医師会との密接な連携のもと,高い医療水準を誇る地域の中核病院として活動しています。
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