Japanese
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特集 泌尿器科領域におけるクリニカルパスとその周辺
いまなぜクリニカルパスなのか—医師の立場からみたクリニカルパス
Clinical Pathway from the Viewpoint of Physicians
平野 大作
1
,
斎藤 忠則
1
,
岡田 清己
1
Daisaku Hirano
1
1日本大学医学部泌尿器科
キーワード:
クリニカルパス
,
泌尿器科疾患
Keyword:
クリニカルパス
,
泌尿器科疾患
pp.399-403
発行日 2001年5月20日
Published Date 2001/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903271
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現在,本邦においてはDRG/PPS(diagnosis related groups/prospective payment system)の導入について検討中であるが,そのいかんにかかわらず,クリニカルパスの意義と効用は受け入れられつつある。すなわち,クリニカルパスを導入することにより,在院日数の短縮,医療の質の保証,チーム医療の推進に伴う医療業務の効率化,インフォームド・コンセントの充実,さらにリスクマネージメントの充実などの効果が得られる。今後,クリニカルパスは医療経営戦略面のみならず,医師をはじめ現場の医療従事者にとっても必須のものになると考えられる。
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