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特集 泌尿器科領域におけるクリニカルパスとその周辺
クリニカルパスとチーム医療
Clinical Pathways for Team Practice
柑本 康夫
1,2
,
森本 鎮義
1
Yasuo Kohjimoto
1,2
1市立岸和田市民病院泌尿器科
2現 和歌山県立医科大学泌尿器科
キーワード:
クリニカルパス
,
チーム医療
,
リスクマネージメント
Keyword:
クリニカルパス
,
チーム医療
,
リスクマネージメント
pp.425-429
発行日 2001年5月20日
Published Date 2001/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903275
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医学の進歩が医療職の分化をもたらし,さまざまな職種による専門性の高い治療が可能となった一方で,個々の患者の全体像を把握するためのチーム医療が求められている。クリニカルパスは,チーム医療を推進するためのツールとして最適である。その導入により職種間の連携,コミュニケーションが促進されるとともに,各職種の役割と責任が明確にされる。治療の標準化により業務が単純化されることは,リスクマネージメントにもつながるであろう。また,バリアンスを分析することでチームの課題が明らかとなり,効率的にチーム体制の改善をはかることができる。患者ケアを担うチームがよりよく機能するために,クリニカルパスを積極的に活用することが望まれる。
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