病院めぐり
京都第二赤十字病院泌尿器科
大江 宏
pp.654
発行日 2000年7月20日
Published Date 2000/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903035
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京都第二赤十字病院は,大正15年に日本赤十字社京都支部療院として創立され,現在では625床を有する地域の中核病院となっている。市街の中心部にあり,北は京都府庁,東は京都御苑,西は二条城に面している。
泌尿器科は,昭和2年に皮膚泌尿器科として発足したが,前任の古澤太郎部長により,昭和34年に独立した。当時,関西地区では,大学病院を除いて泌尿器科単独の診療科を有する病院は稀であった。それだけに,地域に密着した泌尿器科として患者数も多く,幅広い種類の疾患を手掛けている。診療の方針は,前任者の考えを踏襲し,第一線の病院として常に最新の治療を提供することをモットーとし,高齢者にはできるだけその身体状況に適した,無理のない治療を選択するよう心掛けている。
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