Japanese
English
特集 泌尿器切除標本の取り扱い方
Ⅱ.各論
生検標本の取り扱い方
Handling of Biopsied Tissues
内ケ崎 新也
1
,
前川 傑
1
,
古里 征國
1
,
小山 茂樹
2
,
諸井 和正
2
Shinya Uchigasaki
1
1杏林大学医学部病理学教室
2杏林大学医学部附属病院病理部
キーワード:
TUR
,
生検標本
,
前立腺
Keyword:
TUR
,
生検標本
,
前立腺
pp.429-432
発行日 2000年5月20日
Published Date 2000/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902985
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近年,泌尿生殖器系統の病変を見る機会が増加しているように思われる。特に前立腺癌に関係した病変や外陰部病変においては,統計学的にもその頻度が増加していることが報告されている。解剖学的な位置関係上,生検で得られる組織の量が限られているため,医業に携わっている者としては,患者の組織をどうすれば,正確な診断に役立てられるかということに意識を集中させる必要がある。このような観点から,常に微小な組織片を扱うことの多い生検標本の取り扱いに焦点を合わせ,本稿を記述した。
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