Japanese
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特集 泌尿器切除標本の取り扱い方
Ⅱ.各論
TUR標本の取り扱い方
Guide to the Pathological Examination of the Transurethrally Resected Specimens
木村 剛
1
,
坪井 成美
1
,
秋元 成太
1
Go Kimura
1
1日本医科大学泌尿器科
キーワード:
TUR標本
,
前立腺偶発癌
,
膀胱腫瘍
Keyword:
TUR標本
,
前立腺偶発癌
,
膀胱腫瘍
pp.423-428
発行日 2000年5月20日
Published Date 2000/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902984
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TUR標本の取り扱いについて概説した。TUR-Pにおいては偶発癌を見逃さない効率的な検査方法を述べた。切除チップのうち無作為に選んだ15g(10カセット)を観察する部分検索にて,100%のA2癌,90%以上のA1癌を検出可能であることを示した。TUR-Btにおいては,深達度診断に対する筆者らの行っている工夫を簡単に述べた。
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