病院めぐり
常滑市民病院泌尿器科
多和田 俊保
pp.1103
発行日 1999年12月20日
Published Date 1999/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902816
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常滑市は,愛知県知多半島の西海岸中央部に位置し,西は伊勢湾に面して平坦地が続き,東は半島の背骨ともいえる丘陵地帯になっています。人口は52,000人で,市街面積は49,6km2です。海岸沿いに市街地があり,伊勢湾は漁業に,平坦地は商工業に,そして丘陵地は農畜産業にと恵まれた地理的条件にあります。また,古くから焼き物の産地として知られています。その歴史は平安末期から900年にも及び,瀬戸,信楽,越前,丹波,備前と並んで日本六古窯の1つに数えられ,なかでも常滑は最も古く,最大規模といわれています。
常滑市民病院は昭和34年5月に常滑市に開設されました。開設時は7診療科,188床(うち結核病床56床)でした。現在は内科(循環器,消化器,呼吸器,内分泌,神経,血液,腎臓),外科,整形外科,リハビリテーション科,脳神経外科,小児科,産婦人科,皮膚科,眼科,耳鼻咽喉科,そして泌尿器科が診療を行っています。常勤医師数は35名,ベッド数は270床で,平成10年度の1日あたりの入院患者数は233.1人,外来患者数は994.3人でした。
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