Japanese
English
手術手技 基本手技・7
Primary VURに対する手術手技の基本
Basic Principles and Procedures of Anti-reflux Surgery Primary Vesicoureteral Reflux
大島 一寛
1
,
中島 雄一
1
Kazuhiro Oshima
1
1福岡大学医学部泌尿器科
キーワード:
原発性膀胱尿管逆流
Keyword:
原発性膀胱尿管逆流
pp.575-583
発行日 1999年7月20日
Published Date 1999/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902700
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本来,尿管膀胱接合部における逆流防止機構は"active"なものであるが,実際に行われる防止術式の原理は粘膜下尿管の持つ"passive"な弁作用に期待するものである。したがって,十分な長さの粘膜下トンネルを作成し,それを支える後壁の補強を行うとともに,自然な走行を確保することが最大のポイントである。神経因性膀胱,下部尿路通過障害,先天異常など続発性因子の検索が重要であることは指摘するまでもない。近年,内視鏡的治療も導入されたが,ここでは原発性VURでの膀胱内到達法を中心に述べる。
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