病院めぐり
東京都立広尾病院泌尿器科
丸山 邦夫
pp.92
発行日 1999年1月20日
Published Date 1999/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902506
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東京都立広尾病院は,明治28年8月に伝染病院,東京府広尾病院として開院した。昭和2年2月には,内科,外科,皮膚科,産婦人科の200床を擁する東京市立広尾病院となり,昭和18年7月から,都制施行により都立病院となった。昭和49年12月に全面改築のため病棟閉鎖となり,仮設外来棟で外来診療のみとなった。昭和55年10月より新病院にて診療を開始し現在に至っている。
当院は,渋谷区,明治通り天現寺交差点に接し,近くには恵比寿ガーデンプレイスがある。新病院はベッド数500床で,救急災害医療,心臓病医療,公害医療,島嶼医療を重点医療としている。屋上にヘリポートを持つ救命救急センターを24時間体制で開設している。また,静止画像電送装置を伊豆諸島,小笠原諸島の診療施設と広尾病院の間に設置し,症例の検討に利用している。診療科は内科,呼吸器科,循環器科,神経科,小児科,外科,脳神経外科,心臓血管外科,整形外科,形成外科,皮膚科,泌尿器科,産婦人科,眼科,耳鼻咽喉科,診療放射線科,麻酔科,歯科の18科である。救命救急センターは併設型で,当直は12系列で行っている。医師数は常勤医師89名,非常勤医師88名,臨床研修医10名の総勢187名である。
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