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特集 泌尿器科領域における分子生物学の臨床応用:診断編
尿路感染症の分子生物学的診断
Molecular Biological Management of Urinary Tract Infection
佐久本 操
1
,
松本 哲朗
2
Misao Sakumoto
1
1沖縄第一病院泌尿器科
2産業医科大学泌尿器科
キーワード:
尿路感染症
,
分子生物学
,
耐性菌
Keyword:
尿路感染症
,
分子生物学
,
耐性菌
pp.223-227
発行日 1998年3月20日
Published Date 1998/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902253
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微生物の診断における分子生物学(遺伝子工学)の応用は近年急速に進められている。尿路感染症においては,分離培養が困難および時間を要する性感染症の起炎微生物の同定や,尿路結核でその応用が進んでいる。耐性菌の分子生物学基礎的研究では,耐性菌の耐性メカニズムや出現の原因究明がなされ,臨床の場で,尿路感染症に対して抗菌薬の適切な使い方がなされるようになってきた。
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