座談会 「副腎腫瘍は今や腹腔鏡下手術なしでは……」
腎・副腎疾患の腹腔鏡下手術—現況と問題点
村井 勝
1
,
松田 公志
2
,
折笠 精一
3
,
渡邉 泱
4
,
眞崎 善二郎
5
,
小野 佳成
6
1慶應義塾大学医学部泌尿器科
2関西医科大学泌尿器科
3東北大学医学部泌尿器科
4京都府立医科大学泌尿器科
5佐賀医科大学泌尿器科
6小牧市民病院泌尿器科
pp.895-907
発行日 1997年11月20日
Published Date 1997/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902177
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腹腔鏡下胆嚢摘出術に端を発した腹腔鏡下手術は,その低侵襲性からすべての外科領域で応用されるようになった。泌尿器科領域においても,1991年にClaymanらによって腹腔鏡下腎摘除術が発表され,その後の腹腔鏡下手術の発展に大きく貢献した。また,わが国を中心に開発された腹腔鏡下副腎摘除術も症例の蓄積.器具の改良などにより適応が拡大されつつある。本誌では,腎・副腎疾患手術の第一人者に集まっていただき,腹腔鏡下手術の現況と問題点について語り合っていただいた。
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