Japanese
English
手術手技 泌尿器腹腔鏡手術―もう一歩,ステップアップするために・2
腹腔鏡下副腎摘出術
Laparoscopic adrenalectomy:improvement of surgical skill
木下 秀文
1
,
松田 公志
1
Hidefumi Kinoshita
1
,
Tadashi Matsuda
1
1関西医科大学附属枚方病院泌尿器科
キーワード:
腹腔鏡手術
,
副腎
,
手術手技
Keyword:
腹腔鏡手術
,
副腎
,
手術手技
pp.1011-1018
発行日 2012年12月20日
Published Date 2012/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102970
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要旨 副腎の手術は,泌尿器科の中でも,最も最初に行われた腹腔鏡手術である。副腎病変の主なものには,原発性アルドステロン症,Cushing症候群,褐色細胞腫などの内分泌活性病変と原発性あるいは転移性の悪性腫瘍も含めた内分泌非活性腫瘍までさまざまな疾患がある。内分泌腫瘍の多くと大きな内分泌非活性腫瘍は,原則として外科的治療の対象となる。術式としては,癌が強く疑われる症例を除き,ほとんどが腹腔鏡手術に移行した。本稿では,副腎の疾患に対する腹腔鏡手術について,手技を中心に概説する。
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