病院めぐり
秋田赤十字病院泌尿器科
三浦 邦夫
pp.885
発行日 1997年10月20日
Published Date 1997/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902175
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秋田市は,平成9年4月から中核市に指定された人口31万人の都市である。毎年8月には竿灯祭りが行れ,全国から観光客が訪れる。秋田赤十字病院は,3月に秋田—東京間を3時間49分で結ぶ秋田新幹線"こまち"開業に合わせて新装された秋田駅から歩いて7〜8分のところにあり,近くには久保田城址である千秋公園がある。
当院は,大正3年7月1日に開設された東北・北海道地方では初めての赤十字病院である。設立当初は75床で,内科,外科,産婦人科,耳鼻咽喉科,眼科および歯科を設け,さらに看護婦養成所を併設した。一度移転し,昭和43年に現在地に新築,移転した。昭和46年,秋田県立中央病院が秋田大学医学部に移管されたことにより,当院は県立病院に代わって県民医療最終医療機関としての役割を果たしている。
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