病院めぐり
竹田綜合病院泌尿器科
玉木 信
pp.884
発行日 1997年10月20日
Published Date 1997/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902174
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財団法人竹田綜合病院(竹田 秀理事長,青木孝直院長)は昭和3年の創立以来,福島県会津地区の基幹病院として先進的医療を率先,実施しつつ,地域に密着して発展してきた。現在,1,209床,診療25科を標榜するに至っている。
泌尿器科の歴史は昭和24年に遡る。当時は外科系が明確に分科する以前であったが,前立腺全摘術,腎部分切除術が行われ,学会発表がなされている。その後,昭和30年に赴任された斎藤 稔初代泌尿器科長が,40年間にわたり会津地区の泌尿器科医療を担ってこられた。平成8年より,玉木が科長を受け継ぎ,現在に至っている。この間,一貫して新潟大学泌尿器科学教室から学術,診療両面でのサポートをいただいてきた。すなわち,昭和30年代前半には楠隆光教授,高安久雄教授,昭和38年以降は佐藤昭太郎教授,平成7年からは高橋公太教授のご指導を仰いできた。現在,斎藤 稔先生と研修医2人(現在は諏訪通博先生,笠原 隆先生)と玉木の計4人のメンバーであるが,研修医は前半6か月の泌尿器科研修の後,後半6か月を外科研修として,消化器外科手術の指導をいただいている。
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