連載 病院めぐり
秋田赤十字病院
藤盛 亮寿
1
1秋田赤十字病院
pp.410
発行日 1997年4月10日
Published Date 1997/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902898
- 有料閲覧
- 文献概要
秋田赤十字病院は,大正3年に東北・北海道地方では初めての赤十字病院として創設されました.昭和43年に360床の病院として現在地に移転・新築された後は,県民医療の中枢を担うため秋田県の要請により救命救急センター(50床),神経病センター(30床)を併設し,さらに昭和60年に予防医学の観点から健康増進センターを開設しました.現在ではベッド数457床,常勤医師72名の総合病院として,秋田県では大学に次ぐ中核病院としての評価を受けております.
当院は秋田駅から徒歩7分の繁華街に位置し,駐車場もなく手狭なため,約1年後の平成10年7月のオープンを目指し秋田市郊外に約3万坪の広大な敷地を確保し,新病院が現在建築されております.さらに,新病院では現在のNICUが周産期センターとして新設され,県内の新生児医療の中核として拡充される予定です.
Copyright © 1997, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.