泌尿器科の先達を訪ねて・6
大越正秋先生
秋元 成太
,
大越 正秋
1
1東海大学
pp.885-889
発行日 1996年10月20日
Published Date 1996/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901925
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
「先達を訪ねて」というシリーズで泌尿器科学会の重要なお仕事をされた先達にご登場いただいております。今回は大越正秋先生にご出席賜りました。先生は東京帝国大学ご卒業後すぐに入局をされておられますが,その当時の思い出になるようなことをお話しいただければと思います。
大越 私が入局したのは昭和11年ですが,当時は皮膚科と泌尿器科が一緒で,新入医局員が11名もいたんです。初めは皮膚科1学期,泌尿器科1学期というように交代で回っていたのですが,昭和12年の8月には応召で兵隊にとられたので,結局1年1学期しか皮膚科,泌尿器科はやらなかったわけです。昭和17年に戦争から帰ってきて,帰局になりました。
Copyright © 1996, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.