手術手技 基本的な手術・16
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野々村 克也
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1北海道大学医学部
pp.648-649
発行日 1995年8月20日
Published Date 1995/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901566
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膀胱拡大術は北大では神経因性膀胱を中心として,腎・上部尿路機能の保持あるいは保存療法に抵抗する尿失禁の改善を目的として行っています。最近7年間で,26例(男16例,女10例,3〜31歳,中央値8歳)を経験しています。拡大術に用いる臓器・組織としては,胃・S状結腸・腎盂尿管なども使用していますが,著者と同様回腸を最も多く使用しています。著者の方法はClamの原法に則ったものと推察されますが,いくつかの点でわれわれの術式と異なっていますので紹介させていただきます。
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