病院めぐり
京都市立病院 泌尿器科
飛田 収一
pp.607
発行日 1993年7月20日
Published Date 1993/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413900999
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京都市立病院は1965年12月京都市中央市民病院と市立京都病院が統合され,名称も京都市立病院として開設された病院です。開設以来,市域南西部の中心的総合病院として市民の保険医療の責を果たしてきました。1989年10月に新棟建設を中心とした整備事業が着手され,1993年度に病棟と外来部門の新築,人間ドック,ICU病床,癌治療やリハビリテーション病棟の新設,放射線科の集中方式,臨床検査科のワンフロア化やコンピューターによる総合情報システムの採用なども整備された状況です。さらに,MRIなどの最新医療機器整備も完了し,大幅に様変わりし高度な診療を行える体制が整っております。泌尿器科においても,ESWL(Siemens社),レーザー砕石装置などの導入も完了しております。1993年現在の病床数は616床(一般566,結核12,伝染38)となっております。
泌尿器科は1967年に皮膚泌尿器科がそれぞれ独立し,諸先輩の御努力により,病床数も増加し,現在の入院病床は33床です。病床は多くはありませんが,必要に応じ他科の病床の利用も可能となっております。
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