フレツシュ婦長
石橋瑞代さん—京都市立病院泌尿器科
本誌
pp.121
発行日 1982年2月1日
Published Date 1982/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919460
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看護学校(熊本大学医学部付属)を卒業後すぐに京都市立病院へ検査科・放射線科・救急室・泌尿器科て仕事をした後,1979年4月から泌尿器科の婦長に。婦長の内示は,自分がたま不在の時に家の方へ連絡があつた.「もし自分が在宅しいて直接うけていたら,あるいは断わることになつていたかもしれない」一晩じつくり考え「スタッフを使おうとは考えず,自分自身が仕事に使われて,仕事を楽しもう」という気持ちで引き受けた.
19歳を頭に,12歳,6歳の3人の子供を育てながら,仕事に打ち込んでいる.昼休みや時間外に患者さんとゆっくり話をするようにしているが,自分が大病しているだけに患者さんの気持ちや要求がよくわかり,それにできるだけ素早く応えるようにしている.「今の若い者は……という言葉をよく聞くけれども,今の若い人たちから教えられるこも多い.そんな人たちを,私を乗り越えて進んでゆくリーダーに育てることが一番の願いです」
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