増刊号特集 外来泌尿器科マニュアル—私はこうしている
診断から治療まで
不妊症
並木 幹夫
1
,
奥山 明彦
1大阪大学医学部泌尿器科
pp.126-128
発行日 1991年5月30日
Published Date 1991/5/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413900353
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不妊夫婦において男性側因子が関与している割合が40〜70%であることが明らかになるに連れて,男性不妊に対する認識が高まりつつある.特に近年の体外受精の臨床応用を機会に,高度の乏精子症例や再建困難の精子輸送路通過障害の症例なども妊娠が不可能ではなくなり,男性不妊の病態解明,診断および治療の進歩が期待されている.
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