増刊号特集 外来泌尿器科マニュアル—私はこうしている
診断から治療まで
インターセックス(性分化異常)
岩動 孝一郎
1
1東京逓信病院泌尿器科
pp.124-125
発行日 1991年5月30日
Published Date 1991/5/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413900352
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主な訴えはなにか
1.出生時の性器の形態異常が主である.また思春期の異常が診断の契機となることがある.また,近年では染色体のスクリーニンク検査で異常が発見されることがある.
2.性器異常は男児では尿道下裂,矮小陰茎(micropenis)あるいは停留精巣など,女児では陰核肥大,陰唇癒合などが主たる所見である.
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