増刊号特集 外来泌尿器科マニュアル—私はこうしている
主訴からみた診断指針
腫瘤(腹部,鼠径部,陰嚢)
坂田 安之輔
1
1新潟がんセンター泌尿器科
pp.21-23
発行日 1991年5月30日
Published Date 1991/5/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413900328
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側腹部の腫瘤の診かた
1.触診
泌尿器科を受診する腹部腫瘤は主として側腹部に触れるものである.まずは触診から始まり,嚢胞(腎嚢胞,嚢胞腎),腫瘍,水腎,炎症(腎孟腎炎,腎膿瘍,膿腎症)などを区別する必要がある.触診上のコツに関しては本特集で後述されるので参照されたい.
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