教室だより
神戸大学泌尿器科学教室
荒川 創一
pp.77
発行日 1991年1月20日
Published Date 1991/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413900247
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神戸大学医学部および付属病院は,JR神戸駅から北へ,楠公さんこと湊川神社の横を通り徒歩で約15分,桜とつつじの名所大倉山公園の隣に位置している.3年前に外来,臨床研究棟の改築,移転が終了し,中央手術部,中央放射線部を含め面目を一新し,コンピューターを駆使した近代的な医療システムが完備された.来たるべき病棟の改築計画が進行中である.
泌尿器科学教室の歴史は,独立科としては1962年にはじまり,初代上月實教授によりその礎が築かれた.1966〜85年に第2代石神襄次教授のもと,教室は所帯を拡充し,第3代守殿貞夫教授就任後5年の節目を迎えた現在,同門会(神水会)員162名,関連病院34を数えるに至っている.教室のモットーは「和」であり,基礎研究,臨床いずれにおいてもチームワークをもって仕事に当たることを旨としている.教室員は教授1,助教授1,講師1,助手7,医員4,研修医4,大学院生11,計29名であり,この他,海外へ3名,国内他学へ3名を巡遣している.
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