教室だより
金沢大学泌尿器科学教室
打林 忠雄
pp.829
発行日 1990年9月20日
Published Date 1990/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413900173
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金沢大学泌尿器科学教室は,1955年9月16日に金沢大学医学部皮膚泌尿器科学教室が分離し,初代教室主任として黒田恭一教授,さらに1981年1月1日に第2代教室主任として久住治男教授が就任され,金沢大学医学部泌尿器科学開講以来すでに30年が経過しています.現在教室では久住教授を中心に,教室のモットーである"和"を基盤として教室運営が行われており,教室員全員が一致団結して教育,研究,診療等に従事しています.
高齢化社会の進行する中で,泌尿器科疾患を有する患者が年々増加傾向にあることは周知のことであり,今後ますます泌尿器科医の育成が要求されています.このようなニーズの高まるなかで大学病院の使命として,臨床医学の基礎的知識の習得および一般診療,学生に対する医学教育の遂行,さらに臨床医学に関連した基礎的研究の推進が不可欠となっており,このような状況下で金沢大学泌尿器科学教室が現在どのように対応しているか,その一端を紹介させていただきます.
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