増刊号特集 薬の使い方がすぐわかる 泌尿器科処方ガイド
5.先天性および小児泌尿器科
小児尿失禁・過活動膀胱
志村 寛史
1
,
三井 貴彦
1
1山梨大学大学院総合研究部 泌尿器科学講座
pp.104-107
発行日 2024年4月5日
Published Date 2024/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413208065
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処方のポイント
●背景に神経疾患や排便障害がないか必ず確認し,薬物療法の前には行動療法を行う.
●薬物療法の主体となる抗コリン薬とβ3受容体作動薬は,添付文書上小児に対する安全性は確立されていないことに留意する.
●小児への処方は体重を考慮した投与量と,アドヒアランスを考慮した剤形選択が肝要である.
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