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特集 前立腺肥大症(BPH)薬物治療のニューノーマル―“とりあえず”ではなくベストな処方を目指して
〈総論〉
前立腺肥大症(BPH)に対する薬物治療―近年のエビデンスを加えて
Pharmacy therapy for the treatment of benign prostatic hyperplasia
山西 友典
1
,
鎌迫 智彦
1
Tomonori Yamanishi
1
,
Tomohiko Kamasako
1
1獨協医科大学排泄機能センター泌尿器科
キーワード:
男性下部尿路症状・前立腺肥大症ガイドライン
,
薬物療法
,
併用療法
Keyword:
男性下部尿路症状・前立腺肥大症ガイドライン
,
薬物療法
,
併用療法
pp.476-481
発行日 2021年6月20日
Published Date 2021/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207265
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▶ポイント
・2017年に発刊された『男性下部尿路症状・前立腺肥大症診療ガイドライン』による診療アルゴリズムでは,初期診療の第一選択はα1遮断薬とPDE5阻害薬である.
・2020年に修正・追加版がオンラインで発刊され,過活動膀胱(OAB)を伴った前立腺肥大症(BPH)に対するα1遮断薬+抗コリン薬またはβ3作動薬の併用療法のエビデンスが追加された.
・さらに新たなエビデンスとして,PDE5阻害薬+β3作動薬の併用療法およびα1遮断薬+5α還元酵素阻害薬+抗コリン薬の3剤併用療法が追加された.
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