Japanese
English
セミナー 下部尿路症状(LUTS)診療の最前線・5
前立腺肥大症に対する治療
Treatment patterns for patients with benign prostatic hyperplasia
横田 崇
1
Takashi Yokota
1
1大森中央泌尿器科内科外科クリニック
キーワード:
前立腺肥大症
,
薬物療法
,
手術療法
Keyword:
前立腺肥大症
,
薬物療法
,
手術療法
pp.227-232
発行日 2007年3月20日
Published Date 2007/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101040
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要約:前立腺肥大症患者は下部尿路症状を訴えて受診するため,その症状の重症度を評価することが治療の第一歩である。治療法の選択は前立腺肥大症診療ガイドラインに準じ,第一に選択されるものは薬物療法で,そのなかでα1遮断薬はファースト・チョイスである。手術療法では経尿道的前立腺摘除術(transurethral prostatectomy:TURP)が今でも標準的手術であり,安全に施行できるように研鑚を積むことで費用対効果も高い。低侵襲手術のなかではHoLEP(レーザー)がTURPに取って代わる治療法になり得る可能性がある。
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