増刊号特集 泌尿器科診療の最新スタンダード―平成の常識は令和の非常識
腫瘍
部位別
腎盂尿管癌
榎田 英樹
1
,
中川 昌之
1
1鹿児島大学大学院医歯学総合研究科泌尿器科学分野
pp.26-29
発行日 2020年4月5日
Published Date 2020/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206849
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以前の常識
・プラチナ製剤による一次化学療法後の再発または転移性腎盂尿管癌では,確立された二次化学療法はなかった.
・硬性・軟性腎盂尿管鏡は洗浄・滅菌し,何度も再使用するものであった.
現在の常識
・プラチナ製剤による一次化学療法後の再発または進行した腎盂尿管癌では,ペンブロリズマブが推奨されている.
・単回使用の使い捨てビデオ軟性腎盂尿管鏡が登場し,選択肢が増えている.
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