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特集 泌尿器悪性腫瘍の治療指針―私たちはこうしている
腎盂・尿管癌の治療指針
Guideline for the treatment of renal pelvic and ureteral cancer
古瀬 洋
1
,
鈴木 和雄
1
Hiroshi Furuse
1
,
Kazuo Suzuki
1
1浜松医科大学泌尿器科
キーワード:
腎盂・尿管癌
,
治療指針
Keyword:
腎盂・尿管癌
,
治療指針
pp.607-610
発行日 2003年7月20日
Published Date 2003/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100935
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腎盂・尿管癌の標準術式は,尿管口周囲の切除を含めた腎尿管全摘除術が第一選択である。従来,開放手術が行われてきたが近年では鏡視下手術も一部の施設で盛んに行われ,開放手術と比較しても遜色ない結果が報告されてきている。しかし一方で,術前,術後の化学療法や手術の際のリンパ節郭清には議論が多く,はっきりとした結論が出ていないのも現状である。また術後は尿路上皮腫瘍の性質上,対側の上部尿路や膀胱への再発について注意深く経過を追う必要もある。今回,当科で行っている腎盂・尿管癌の治療指針について文献的考察を含め概説する。
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