増刊号特集 泌尿器科診療の最新スタンダード―平成の常識は令和の非常識
腫瘍
部位別
腎細胞癌:薬物治療
城武 卓
1
,
金尾 健人
1
1埼玉医科大学国際医療センター泌尿器腫瘍科
pp.21-25
発行日 2020年4月5日
Published Date 2020/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206848
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以前の常識
・転移性腎細胞癌に対する薬物治療戦略は,主にMemorial Sloan Kettering Cancer Center(MSKCC)リスク分類に基づいていた.
・進行性・転移性腎細胞癌に対する薬物治療の主役は,サイトカイン療法から分子標的治療薬に変わった.
現在の常識
・転移性腎細胞癌に対する薬物治療戦略は,主にInternational Metastatic Renal Cell Carcinoma Database Consortium(IMDC)リスク分類に基づく.
・進行性・転移性腎細胞癌に対する薬物治療の主役に,免疫チェックポイント阻害薬が加わっている.
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