Japanese
English
特集 リプロダクションの現在―いま精子力を考える
〈総論〉
ARTの歴史:世界と日本
History of ART
藤岡 聡子
1
,
森本 義晴
2
Satoko Fujioka
1
,
Yoshiharu Morimoto
2
1IVF大阪クリニック
2HORACグランフロント大阪クリニック
キーワード:
ARTの歴史
,
ART発展の理由
,
ARTの未来と課題
Keyword:
ARTの歴史
,
ART発展の理由
,
ARTの未来と課題
pp.956-960
発行日 2019年12月20日
Published Date 2019/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206766
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▶ポイント
・1978年にイギリスで世界初,1983年に日本初のART出生児が誕生した.そして,誕生からわずか数十年の間に日本はART治療周期数で世界一となった.
・ART発展には経腟エコーの登場や薬剤の開発・発展,凍結技術の確立およびICSIの登場が大きく貢献している.
・生殖工学技術の進歩によりARTの発展は加速度的に進むことが予想されるため,倫理的・宗教的・社会的問題と向き合いながら法整備を含め慎重に対応していく必要がある.
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