グラフ
公衆衛生の歴史をたどる 世界=4—中世
日野 秀逸
1
,
菊地 頌子
2
1国立公衆衛生院衛生行政学部
2江東区城東保健所
pp.835-842
発行日 1987年10月10日
Published Date 1987/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207391
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
西ローマ帝国の滅亡(476年)から約千年の期間を,中世と称している。この時期は,ヨーロッパを主体としてみた場合でも,西欧(ローマ・ゲルマン的世界,ローマ・カトリック教),東欧(ギリシャ・スラブ的世界,ギリシャ正教),イスラム世界の3つに分かれていた。これら3つの世界が,独自の歩みを示すとともに,交流・対立を示しつつ,複雑・多様な歴史を形成した。
Copyright © 1987, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.