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特集 希少癌に備える―いざという時のための基礎知識
腎集合管癌
Collecting duct carcinoma of the kidney
高木 敏男
1
,
長嶋 洋治
2
Toshio Takagi
1
,
Yoji Nagashima
2
1東京女子医科大学泌尿器科
2東京女子医科大学病理診断科
キーワード:
腎集合管癌
,
鑑別困難
,
予後不良
Keyword:
腎集合管癌
,
鑑別困難
,
予後不良
pp.800-804
発行日 2019年10月20日
Published Date 2019/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206730
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▶ポイント
・腎集合管癌はまれな疾患であるが,予後不良な悪性新生物であり,正確な診断が重要である.
・画像上は腎浸潤性腎盂癌との鑑別が困難なことがあり,また,病理学的にも尿路上皮癌や乳頭状腎細胞癌との鑑別が必要である.
・腎限局癌であれば,手術的治療が一般的である.転移癌に関する抗悪性腫瘍剤選択にあたっては,議論される必要がある.
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