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特集 必読! 尿失禁マネジメントの極意
〈尿失禁の種類と標準的治療〉
切迫性尿失禁
Urge incontinence
窪田 泰江
1
,
濱川 隆
2
,
太田 裕也
2
Yasue Kubota
1
,
Takashi Hamakawa
2
,
Yuya Ohta
2
1名古屋市立大学大学院看護学研究科・看護学部健康科学領域臨床生理学(泌尿器科学)
2名古屋市立大学大学院医学研究科腎・泌尿器科学分野
キーワード:
切迫性尿失禁
,
過活動膀胱
,
薬物治療
Keyword:
切迫性尿失禁
,
過活動膀胱
,
薬物治療
pp.584-590
発行日 2018年7月20日
Published Date 2018/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206328
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▶ポイント
・トイレに間に合わずに漏れてしまうという患者の訴えにより,切迫性尿失禁があることが推測できるため,問診が重要である.
・治療は薬物療法が中心となるが,排尿記録や排尿習慣により行動療法が有用なこともあるため,必要な検査を行ったうえで適切な治療法を判断する.
・切迫性尿失禁があることで外出を控えるようになると,精神的ストレスも増え,健康寿命の延伸を妨げてしまうため,適切なパッドの使用などを含めたQOL改善に向けての指導も行うべきである.
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