Japanese
English
特集 副腎疾患の基礎と臨床─最前線を知る
〈病理〉
アルドステロン合成酵素の免疫組織化学により切り開かれた原発性アルドステロン病理の世界
The immunohistochemistry of aldosterone synthase leads to the new world of primary aldosteronism pathology
林 泰樹
1
,
西本 紘嗣郎
1
Taiki Hayashi
1
,
Koshiro Nishimoto
1
1埼玉医科大学国際医療センター泌尿器腫瘍科
キーワード:
原発性アルドステロン症
,
アルドステロン合成酵素
,
CYP11B2
,
アルドステロン産生細胞クラスター
,
APCC
Keyword:
原発性アルドステロン症
,
アルドステロン合成酵素
,
CYP11B2
,
アルドステロン産生細胞クラスター
,
APCC
pp.436-443
発行日 2018年5月20日
Published Date 2018/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206298
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
▶ポイント
・副腎皮質は球状層,束状層,網状層の3層構造をとり,それぞれアルドステロン,コルチゾール,および性ホルモンを産生する.
・CYP11B2の特異的免疫染色が可能となり,原発性アルドステロン症の病理学的解析が可能となった.
・PAの前駆病変と推測されるAPCCは,加齢に伴い増加することが示された.
Copyright © 2018, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.