Japanese
English
特集 泌尿器癌局所療法─局所を制する者は全身を制す
〈腎細胞癌〉
小径腎癌に対するRFA
Radiofrequency ablation to renal cell carcinoma
神田 英輝
1
,
有馬 公伸
1
,
杉村 芳樹
1
Hideki Kanda
1
,
Kiminobu Arima
1
,
Yoshiki Sugimura
1
1三重大学大学院医学系研究科腎泌尿器外科
キーワード:
ラジオ波焼却術
,
RFA
,
小径腎癌
Keyword:
ラジオ波焼却術
,
RFA
,
小径腎癌
pp.1084-1089
発行日 2017年12月20日
Published Date 2017/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206153
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
▶ポイント
・小径腎癌に対するRFAは治療技術の進歩によりほぼ全症例で画像(主にCT)ガイド下の経皮的治療で行われている.このため手術に比較して低侵襲であり,繰り返し施行することも可能である.
・一次治療成功率は82.4〜95.5%,5年局所制御率は86〜100%であり,外方突出型や3cm未満の腫瘍であれば局所制御率は良好である.
・合併症では尿路狭窄(特に腎盂尿管移行部狭窄)に注意が必要.局所制御の評価のためには正確な画像評価を行う必要がある.
Copyright © 2017, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.