Japanese
English
特集 泌尿器癌局所療法─局所を制する者は全身を制す
〈腎細胞癌〉
腎細胞癌に対する重粒子線治療
Carbon-ion radiotherapy for renal cell carcinoma
粕谷 吾朗
1
,
牧島 弘和
1
,
辻 比呂志
1
Goro Kasuya
1
,
Hirokazu Makishima
1
,
Hiroshi Tsuji
1
1国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所病院泌尿器腫瘍科
キーワード:
放射線治療
,
重粒子線治療
,
腎細胞癌
Keyword:
放射線治療
,
重粒子線治療
,
腎細胞癌
pp.1090-1095
発行日 2017年12月20日
Published Date 2017/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206154
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▶ポイント
・腎細胞癌に対する重粒子線治療により,腫瘍サイズに依存しない高い局所制御率と低い合併症発症率が期待できる.
・重粒子線治療後の腎機能低下は限定的である.
・特に術後透析導入不可避,もしくは切除不能かつアブレーション治療適応外の症例に対し,重粒子線治療は多大な貢献が可能となる.
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