Japanese
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特集 進行期精巣腫瘍の診療─難治症例に挑む
〈導入化学療法で寛解が得られない症例への対処〉
難治例に対する外科的治療
Surgery for refractory testicular germ cell cancer
山田 成幸
1
,
伊藤 明宏
2
,
荒井 陽一
2
Shigeyuki Yamada
1
,
Akihiro Ito
2
,
Yoichi Arai
2
1東北公済病院泌尿器科
2東北大学大学院医学系研究科泌尿器科学分野
キーワード:
難治例
,
救済化学療法
,
後腹膜リンパ節郭清(RPLND)
Keyword:
難治例
,
救済化学療法
,
後腹膜リンパ節郭清(RPLND)
pp.518-522
発行日 2016年6月20日
Published Date 2016/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205730
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▶ポイント
・救済化学療法後やリンパ節郭清後の局所再発例に対する手術では,viable cancerを高率に認める.
・腫瘍マーカー陽性例への外科的治療は,十分に選択された症例にのみ行われるべきである.
・難治例,特に初回RPLND後の再発例に対する手術は,高度な手術手技や他科(消化器外科,血管外科,胸部外科など)との連携が必要であることから,経験豊富な中核施設で行われるべきである.
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