増刊号特集 泌尿器科処方のすべて─すぐに使える実践ガイド
11 併存疾患
整形外科系
骨粗鬆症
川口 浩
1
1JCHO東京新宿メディカルセンター脊椎脊椎外科/脊椎脊髄センター
pp.358-361
発行日 2016年4月5日
Published Date 2016/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205681
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疾患の概要
現在,国内の骨粗鬆症の患者数は高齢化の進展に伴い増加しており,約1280万人といわれている.しかしながら,そのうち医療機関で薬物療法を受けているのは20〜30%に過ぎない.一方,骨粗鬆症治療は現在新薬ラッシュで,各メーカーからのさまざまな情報で臨床の現場は混乱している.
そこで,表1に日本で現在使用可能な骨粗鬆症治療薬をすべて示した.骨吸収抑制を主たる作用とする薬剤,骨形成促進を主たる作用とする薬剤,いずれにも分類できない薬剤に大きく分けられる.
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