増刊号特集 泌尿器科処方のすべて─すぐに使える実践ガイド
11 併存疾患
整形外科系
腰痛・肩こり
分田 裕順
1
,
首藤 敏秀
2
,
千代反田 晋
3
1千代田病院泌尿器科
2千代田病院整形外科
3千代田病院外科
pp.355-357
発行日 2016年4月5日
Published Date 2016/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205680
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疾患の概要
平成25年の「国民生活基礎調査の概況」における有訴者率は,腰痛(男性第1位,女性第2位),肩こり(男性第2位,女性第1位)ともに上位であり,また,通院者率においても腰痛は男性第4位,女性で第2位と日常診療で遭遇する頻度の多い愁訴である.
肩こりは,「後頭部から肩,肩甲部にかけての筋肉の緊張を中心とする不快感,違和感,鈍痛などの症状,愁訴」と定義され,関与する筋肉としては僧帽筋が中心で,そのほかに頭半棘筋,頭・頸板状筋,肩甲挙筋,棘上筋,菱形筋が挙げられる.
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