Japanese
English
今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
骨粗鬆症
Osteoporosis
鈴木 勇人
1
,
今井 教雄
2
,
遠藤 直人
1
1新潟大学大学院医歯学総合研究科機能再建医学講座整形外科学分野
2新潟大学大学院医歯学総合研究科地域医療長寿学講座
キーワード:
原発性骨粗鬆症
,
続発性骨粗鬆症
,
骨強度
,
骨密度
,
骨質
,
脆弱性骨折
Keyword:
原発性骨粗鬆症
,
続発性骨粗鬆症
,
骨強度
,
骨密度
,
骨質
,
脆弱性骨折
pp.705-710
発行日 2018年6月15日
Published Date 2018/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542201641
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Point
●骨粗鬆症は骨強度が低下し,骨折リスクが増大した状態である.骨強度は骨密度と骨質の2つの要因からなる.
●骨粗鬆症の診断には,骨密度の測定やX線検査などで脆弱性骨折の検索をするだけでなく,血液検査や尿検査などで骨粗鬆症を続発する他疾患の検索や除外が重要である.
●骨粗鬆症の治療の目的は,骨折の予防と健康な骨格の保持である.個人の骨折危険因子に加え,骨代謝マーカーなどで骨代謝回転状態および病態などを評価し,治療法・治療薬を選択する.
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