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特集 ここが知りたい! 筋層非浸潤性膀胱癌─エキスパートが答える日常診療の疑問点
〈経尿道的切除術 : TUR〉
生検の適応
The diagnosis of bladder CIS
島本 力
1
,
井上 啓史
1
Tsutomu Shimamoto
1
,
Keiji Inoue
1
1高知大学医学部泌尿器科学教室
キーワード:
経尿道的膀胱腫瘍切除術
,
筋層非浸潤性膀胱癌
,
上皮内癌
,
膀胱生検
,
狭帯域光観察
,
光力学診断
Keyword:
経尿道的膀胱腫瘍切除術
,
筋層非浸潤性膀胱癌
,
上皮内癌
,
膀胱生検
,
狭帯域光観察
,
光力学診断
pp.139-143
発行日 2016年2月20日
Published Date 2016/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205542
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質問 : 上皮内癌(随伴CISを含む)の診断は誰を対象にどのような方法で検査するのがよいのでしょうか?
▶ポイント
・NMIBCにおいてCISの有無は,その予後に関わる重要な因子である.
・CISを疑う場合には,TUR-BT時に前立腺部尿道を含めたランダム生検が推奨される.
・従来の白色光と比較して,NBIやPDDなどの特殊光を用いることで,CISの診断率の大幅な改善が期待できる.
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