小さな工夫
陰茎プロステーシス挿入における海綿体バルーン拡張法
貫井 文彦
1
,
岡本 重禮
1
1聖路加国際病院泌尿器科
pp.703
発行日 1989年8月20日
Published Date 1989/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205041
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陰茎プロステーシスの手術の成功・不成功の一つのポイントは,陰茎海綿体の長さの正確な測定と陰茎海綿体の十分な拡張にある。陰茎海綿体の拡張は従来ヘガールによる拡張が行われ,一般的には11番から13番程度の拡張が必要となる。
図1の海綿体バルーン拡張器(seidman corpora bal-loon dilator®)はバルーンを最大限ふくらますと直径12mm,最長18cmの拡張が可能となり,最大圧は40PSI(per square inch)となる。
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