Japanese
English
講座 泌尿器手術に必要な局所解剖・11
骨盤神経叢
Regional Anatomy for Operative Surgery of Genito-urinary Organs・11: Pelvic Plexus
佐藤 達夫
1
,
佐藤 健次
1
Tatsuo Sato
1
,
Kengi Sato
1
1東京医科歯科大学医学部解剖学第2講座
1Second Department of Anatomy, Faculty of Medicine, Tokyo Medical and Dental University
pp.390-396
発行日 1989年5月20日
Published Date 1989/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413204974
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前回は骨盤臓器の大半に血液を供給する内腸骨動脈について考えてみた。外科手術で血管の処理が最も大切なことはいうまでもないところである。しかし最近では,機能温存の観点から自律神経の局所解剖が次第に重要度を増して来ており,骨盤外科では,とくに排尿,性機能障害が大きな問題となっている。こうした現状をふまえ,今回は,骨盤内臓の大半の支配に与る骨盤神経叢について概観しておくことにしたい。
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