Japanese
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講座 泌尿器手術に必要な局所解剖・7
Ⅱ.骨盤底の筋と神経支配
Regional Anatomy for Operative Surgery of Genito-urinary Organs・7 :Ⅱ.Muscles of the Pelvic Floor and Their Nerve Supply
佐藤 達夫
1
,
佐藤 健次
1
,
高橋 睦子
1
Tatsuo Sato
1
,
Kenji Sato
1
,
Mutsuko Takahashi
1
1東京医科歯科人学医学部解剖学第2講座
1Second Department of Anatomy, Fuculty of Medicine, Tokyo Medical and Dental University
pp.25-35
発行日 1989年1月20日
Published Date 1989/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413204899
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泌尿器科の対象構造物は腎,副腎および尿管の上部を除いて,大半は骨盤腔と外陰部に位置を占める。骨盤腔と外陰部は骨盤隔膜と尿生殖隔膜で仕切られているので,膀胱,前立腺,尿道,睾丸などの局所解剖について考える場合,この2つの隔壁,すなわち骨盤出口筋(musculi exitus pelvis)の説明を避けて通ることが出来ない。そこで,これらの臓器に立ち入る前に,2つの隔膜とその神経支配を取扱っておくことにする。なお,筋膜,筋膜間隙等については別に取りあげることにしたい。
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