Urological Letter・552
子宮全摘と同時MMK手術―(MMK=Marshall-Marchetti-Krantz)
pp.62
発行日 1989年1月20日
Published Date 1989/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413204907
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ひどい緊張性尿失禁のある38歳の白人女性が,その主治医の婦人科医から紹介されて来院した。この婦人の子宮は大きくて痛みもあり他の訴えも多いので,婦人科医は,もしも何かの理由で開腹でもする時にはついでに子宮も摘除すべきであると言っていた。
筆者らは詳しい病歴をきいたり,理学的検査をした結果,尿道も膀胱頸部も著しく下がっていることを知った。また膀胱鏡検査やMMKテストで緊張性尿失禁であることを確認した。
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